~復活しよう!~
先週英検Jr.を実施いたしました。みなさんどうでしたか?はじめての生徒さんもいました。2回目、3回目と回を重ねて進歩がみられることは嬉しいです。こどもたちにもこのテストを通して自信をつけてもらえればいいと思います。結果は8月26日までに郵送される予定なので楽しみにおまちくださいね。
さて、小学校・中学校・高校と、完全復活とはいきませんがようやく学校生活が戻ってきました。今回は、賛否両論あると思いますが誤解を恐れずに今私が思うことを述べさせていただこうと思います。あとでこの事態を鑑みたとき、今の自分の発言が後悔するものでないことを願いながら、個人の意見を発信したいと思います。それが大切だと思うからです。
前述しましたが小~高までの学校生活が始まりました。検温、マスク、時差登校、授業時間短縮に食事の規則(お友達と一緒に食べない?前向きで一人もくもくと食べる)などなど、通常の学校生活とはまだ言えない学校生活です。それでもランドセルをしょった子供たちや制服姿の学生を見るのは久々に、嬉しいです。しかしながら!多くの大学はその門をまだ閉じたままの現状をみるとやはり、おかしい。大いにおかしい。この春やっと大学生になれたはずの生徒たちも、我が家の娘も、とっくに“キャンパスライフ”なるものを楽しんでいたはずなのに。大学生2年生は後輩を迎え更に充実したあと3年ある学生生活を一番余裕をもって満喫できてたはずなのに。3年生、4年生にあたっては就職を視野にいれながらそれぞれの活動があったはずなのに。貴重な学生生活の後半がすっぽり奪われてしまっています。現在の日本教育の最高機関、大学がこのような有様でいいのだろうかと疑問。だって大学こそが国の中枢の賢い先生方が集まっているところなのではないですか。その最高教育機関の先生方集まって一斉に「コロナ患者」「クラスター」を出さないように門を開かない。その対価は全ての大学生の犠牲に匹敵するほどに重要事項なのだろうかと。義務教育とまた別だと思います。ここからは学生たちが、それぞれ自らが自分の将来を考え自分のこれからを生きるため大学を選び、選ばれ、大学という舞台に上がったのです。その学問のために高い授業料と施設費を払うのです。オンラインレッスンで代替できる授業もあるでしょうが、私はやはり違うと思います。ライブ感も緊張感もまるで違います。息遣いというものがあるのです。実習を含め現場でこその学びだと思うのです。このウィルスに感染することは誰もが避けたいし、感染すれば命のリスクもあるし、それを人に感染させるのも怖いです。でもそれはインフルエンザでも一緒です。もちろん「新型」コロナウィルス=未知ということで初めは誰もが用心もしましたし、いろいろな制限も必要であったでしょう。でも現在コロナ死亡者数985名(2020・7・16‐厚生労働省)、インフルエンザ死亡者数3,325名(2018‐東邦大学看護学部社会免疫研究室)とこれら二つを比較してみても圧倒的に致死率が少ないことを考えた時、少し冷静に私たちは物事を、情勢を、世界を見定めていくのが大切なのではないかしらと思うのです。疑問を持つことです。それを問うことです。バランスを計ってみることです。そしてまた一人一人が考えてみることです。右向け右をしているうちにみんなが自分の頭で考えることを忘れてしまうのではないかと最近の我々をみていて思うのです。だから私は一人の親としていいたい。教師としていいたい。日本人としていいたい。教育こそが人を育てる最も大切なことです。だから、日本の最高教育機関の先生方、私たちよりずっとずっと賢い教授、専門家の方の知恵をもってして、現在の大学閉鎖の理由があるのであれば教えて欲しいのです。大学だけに限ったことではないのですが。
この先このウィルスがより強固となりませんように。そして、それぞれが考え、この事態を乗り越えてゆけますように。続く経済閉鎖で日本が衰退してゆきませんように。優先事項の順番を間違えずにバランスを取りながら私たちがより明るい未来を築けますように。
さて、4月から7月までこの騒動ですっかり時間が奪われたような、狐につままれたような気分ですが、週いっぱいで教室は夏休みに入らせていただきます。今年は今までで2番目に長い夏休みをスケジュール調整しました。今年の年間スケジュールを組んだ3月初頭にこれほどまでのコロナ渦が予想されていなかったので10年ぶりにアメリカを訪れてみようと思っていたのでした。
前回は祖父母に預けて一緒に連れて行けなかった一番下の息子を連れて行こうと考えていました。
まさかのこの事態で、親子2人旅行計画はなくなりました。末っ子は私が忙しくなるにつれ、またきょうだいの予定が合わなかったりとその時代に産まれた子供の宿命で、旅という旅はあまり記憶にないようです。だから今回は経験と思い出の一つに連れてゆきたかったです。残念ですがまたの機会が訪れますように。
大旅行計画もなくなったので、この機会に教室ぷちリノベーションをしようと思います。どこが変わるかは・・わかるかなあ。
みなさまも少し長い休みとなりますが夏バテに気を付けてお過ごしくださいね。こどもたちにとっては夏休みも短くなり、旅行も夏祭りもおあずけといった、すこし物足りないものになるかもしれませんが、わたしはいつも、ピンチはチャンスだと思っています。
なにかいつもと違う中、発見や気づきやひめきや出会いや進歩・・ひとつでも見つけられるといいですね。
教室は8月17日(月曜日)から夏休み明けとなります。日に焼けた元気な姿に会えるのを楽しみにしています。