～春ふたたび～

2月は一年で一番短い月です。そして、その２月がやっと終わり３月のカレンダーをめくるころ、三寒四温を繰り返しながらの待ちわびた春の兆しがいろいろなところで見え始めます。去年咲いたチューリップが球根を残していたようで、チューリップの芽が吹きだしました。予想外の去年のチューリップからの贈り物。まだ寒いのに、自然は春の訪れをちゃんと知っているのですね。みなさんが一番の季節の変化を感じるときはいつですか。

さて、長かった受験シーズンも終え、受験生だった諸君たちはほっと一息、のびのびと自由な時間を満喫していることと思います。このニュースレターを書いている現段階では中学生の合否はまだ出ていませんが、私が子供たちに今伝えたいことは、受験生の諸君、お疲れさまでした！です。受験は子供たちにとって人生のなかで初めに経験する大きな勝負の舞台のひとつです。勝負というだけあって、「結果」だけを見るのであれば文字通り勝・負とに分かれることになるかと思いますが、私はそこまでの「過程」がとても大切と考えます。なのでよい過程を踏みしめた結果であれば勝でも負でもないのです。いい受験が迎えられたと思うのです。こんな挑戦を幾度も繰り返して、達成感や挫折感を味わいながら、私たちは成長してゆくのですね。達成感は自信へ、挫折感を味わったのであれば、それはこれから経験するだろうより大きな挑戦への礎を築いたことに違いないでしょう。がんばりましたね！春からはいよいよ！

教室も２０２３年度の春を迎えます。年頭で申し上げましたが、今年で２７年目を迎えていました。３０年目、いやいや、５０周年をいつか元気なまま迎えられるよう私自身、健康を大切に、そして健全な精神と探求力をもって頭も鍛えてゆきたいと思います。

新年度を迎えるにあたってまたタイムテーブルを見直しします。基本は現行のクラスをなるべく変えないような形で調整してゆきます。春からの退会予定、予定変更、ご要望がある方はなるべくお早めにご連絡いただけるとありがたいです。タイムテーブルは３月の中旬くらいまでに組んでまたお知らせいたします。

みなさん春から進級、進学ですね。一年一年たくましくなっていくのですね。今年こそ、マスクで顔を覆っていない子供たちの全員の笑顔がみたいです。また、この２～３年で新しく入会していただいた保護者の方々のお顔もまだ拝見したことがありません。本来の皆様の素顔を拝見できることを願ってやまないエムズイングリッシュです。春からは少しずつでも、世間の風潮が今まであった当たり前の私たちにもどりますよう・・・個人的には願っています。

春からまたどうぞよろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Masako Kikuchi