~色とりどりの季節。また新しいはじまり~
エムズは今週から春休みに入りました。今日このニュースレターを書いている日付は3月24日水曜日です。とても春らしくぽかぽかとした日だまりの中で書いています。今頃はそろそろせせらぎ公園の桜も開きだしているのかしらと思います。(公園も偵察にいってみよう!!)普段とは違う時間の流れを楽しんで自分の休息を取りつつも、やっぱりやりたいことだらけで毎日教室に来て来期の構想や準備をしています。こうしてじっくり時間にとらわれないで子供たちのいない教室で時間を過ごしていると、いつもよりじっくりと落ち着いて、クラスのことや一人一人のことを考えてみる時間もできます。今期は前期より、よりできることはあるだろうか。春から1つ進級したこどもたち、また新しく入会されてくるこどもたちがより楽しく、より多くの英語力をつける学びの場になるようにしたいと思います。
さて、2020年度から小学校での英語導入が始まり5.6年生の英語も段階的ではありますが教科化されてきています。今年2021年度からは指導要項が変わり公立中学の教科書も全面的に見直され新しくなります。驚くことにその内容です。今まで一般的に高校から習うとされていた原形不定詞(make/have/letなどの使役やsee/hearなどの知覚動詞)や仮定法、現在完了進行形とかなり広範囲にわたる文法が中学校へおりてきます。単語も中学学習範囲目標の1200ワードから1800ワードと600単語も増える事になりました。授業は基本日本語なしの授業との設定になったようですが、これも生徒たちはもとより初めは先生達の負担もかなり増えることとなります。同時に話す力、書く力も評価されるようになるので、文法にかける授業時間も減ります。英語は特に大きな変革がおこりそうです。それに対応するべく力を小学生の5・6年生までにつけておくことがこれから大切になってきます。すでに中学生のみなさんは急にこの新教科書に対応するのは難しいかもしれませんが、とりあえず前学年(1年・2年)の復習をしっかりとすることがとても大切です。とくにbe動詞と一般動詞の区別と疑問詞(7W1H)を使って相手の質問が聞き取れる、また質問をするくらいのところまでは完全にできるようにしておきたいですね。とにかく遅い遅いとされてきた英語改革ですが、今回のこの急ピッチ過ぎる中学英語指導要項の内容を鑑みて、私の方でもうまく対応できるよう思案してゆきたいと思います。小学生前半まではたくさんの言葉のシャワーを、高学年には文字導入までを目指してゆきたいと考えています。聞く・話す・読む・書くの4技能のバランスは改めて、大切です。外国語としての言語は積み重ねがとても大切ですのでお家でも小学生のうちから「小さな積み重ねの癖」をつけておくといいですね。
今年もまだまだこのコロナ禍の影響がつづきそうですが、1日も早くマスクフリーの日常が戻ってくるよう願ってやみません。みんなの笑う顔が見えないのですもの。英語の発音もしっかりできないのですもの。教室では引き続き、換気、手洗い消毒をして予防を心がけてゆきたいと思います。こどもたちにマウスシールドを配布しています。こちらは任意で構いません。マウスシールドでのレッスンのほうがより言語の勉強には適しています。また、マウスシールドが破損してしまった場合は予備がありますのでお尋ねください。今期もどうぞよろしくお願いいたします。 Masako K.
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